『藤井聡太棋聖誕生』 日々
きのう、将棋の藤井聡太七段が棋聖戦第4局で渡辺明三冠(棋王、王将)を下し、史上最年少でタイトルを奪取しました。17歳11カ月での棋聖位獲得。30年ぶりの最年少記録更新です。私が中学生で一番熱心に将棋を指していた頃、18歳6カ月で棋聖位を獲得した屋敷伸之九段。「おばけ屋敷」と呼ばれ旋風起こしてから30年、今度は愛知県瀬戸市からとんでもない怪物が現れました。
最近は指す機会が減ってしまいましたが、将棋がこうして注目されるのはファンとしてすごく嬉しいです。私も今まで、仕事を通じて棋士の皆さんとご一緒する機会に恵まれましたが、私からしてみたらもう皆さんは天才の集まりです。「藤井クンの師匠さん」とばかり言われると笑っている杉本昌隆八段。
2007年、私が担当していたワイド番組『直球勝負!大澤広樹』の第一回のゲストは、当時は女子高生棋士だった室田伊緒女流二段。昨年、その出演時以来の再会をしました。
私が大好きな棋士の1人、佐藤康光九段。現在は日本将棋連盟の会長で、名刺交換もさせていただきました。いまも大切に保管してあります(笑い)。
そしてなんといっても羽生善治九段。私からしたら神様のような方です。仕事でご一緒させていただけたなんて光栄の極みです。
将棋はなかなかラジオでは取り上げづらいゲームかもしれませんが、藤井聡太棋聖の誕生でさらに棋界が盛り上がってくれれば私もうれしいです。