『無観客試合で実況するということ』 日々
きのう、私はお休みでしたが、日本野球機構、セ、パ・リーグ運営部からラジオ・テレビ局関係者宛のお願いが届いていました。すでに報道されている通り、21日のヤクルト対中日で、ドラゴンズ与田監督から審判団に対して、放送ブースからの声が聞こえるということに関しての「お願い」です。
本当に丁寧なお願い文でこちらが恐縮してしまうくらいです。私は3月にオープン戦で無観客試合を実況しました。その日の感想や、事前に選手に質問していたことについては5月16日付の「サンケイスポーツ」で私が取材でお応えした通りです。私は「聞こえてしまうかもしれない」という前提のもとで、大体いつもの6、7割の声量で実況した感覚でした。ナゴヤドームはラジオ放送席には防音ガラスが設置されていますし、グラウンドとの距離が神宮球場よりは離れていますが、注意をするに越したことはありません。無観客で迎える初めてのナゴヤドームの公式戦を実況するわけですから、手探りの部分もありますし、不安もあります。でも生涯記憶に残る一試合になると思います。しっかり準備して、6月26日18時を迎えたいです。