『松田亘哲の99球』 日々
きょうは朝からずっとナゴヤ球場で中日ドラゴンズの取材です。10時から二軍、13時から一軍の練習なので、一日でどちらも取材できるお得な日。
ブルペンでは名古屋大出・育成ドラフト1位の松田亘哲選手が投球をしていました。松田選手が投げている姿を初めて見ました。ボールの握り、フォームなど、浅尾拓也コーチと一球ごとに確認しながら投げ込んだ松田選手。初めは試行錯誤しながらだったのでばらつきが大きかったですが、途中からまとまった上にキレのあるボールを投げ込んでいました。
ナゴヤ球場でのピッチングは初めて、しかも入団後最多の99球を投げた松田選手。ストレートは130キロ台後半。本人は「今までかなり慎重にやってきましたが、これからはもう少しブルペン入りの頻度をあげても大丈夫そうです」と笑顔で話してくれました。きょうの99球で、名古屋大初のプロ野球選手はまたひとつ前に進みました。
「まだまだ精度は低い」というものの、ゆっくりだけれど確実に前進しているといっていいのではないでしょうか? 早く実戦で投げている姿を見たいですが、松田選手は「慌てずにしっかり段階を踏んでいきたい」と先を見据えていました。名古屋大の卒業式は開催中止とはなっていませんが、現時点では「卒業式より練習」という気持ちのようです。
取材、そして『ドラステ』でのレポートを終えるともう18時30分。
会社に戻らず、直帰させたいただきます。