『野球を楽しむ』 日々
きょうは名古屋と岐阜で初雪を観測したとのこと。統計開始以来最も遅い初雪ですが、私はその雪を見ることなく沖縄にやってきました。那覇空港の二階には「めんそーれパーク」があります。ユニホームの展示や観光ガイドなどが置いてあります。ただ新型コロナウイルス感染による肺炎拡大の影響でしょうか。心なしか観光客が少なく感じました。きょうは月曜日だからかもしれませんが…。
中日ドラゴンズはこのキャンプ2度目の休日です。それでも「ドラゴンズ情報」のコーナーはやってきます。休日返上で練習をしている選手がいるはず! と北谷球場へ急ぎました。
休日返上の選手はいました。正確には「いたようです」です。私が到着した時にはもう選手が練習を終えて球場を後にしていました。かといって、「何もありません」で許してもらえるほど甘くはない(笑い)。なんとかしなきゃいけないと、球団宿舎へ向かいました。そして救世主が現れたのです。小笠原慎之介選手! 結局二人で一時間くらい、話を聞かせてもらいました。私よりかなり年下の小笠原選手ですが、常々「小笠原選手と話をするのは楽しい」と感じています。こんなことを考えているのかという驚きや発見が、話の端々に出てくるんです。
15時のドラゴンズ情報でもレポートしましたが、「最終戦から逆算する」という発想、野球を長く取材していますが初めて聞きました。オフのドミニカ共和国への旅行を機に「野球を楽しむ」という思いを強くした小笠原選手。真剣さの中でのその明るい気持ちが後輩たちにいい形で伝染していってもらいたいです。その一方で、私としっかり話をしながらも、ホテルの玄関を出入りする先輩たちには必ず挨拶をし、外国人選手にも積極的に話しかける観察力、気配りもお見事。入団5年目の小笠原選手、今まで以上に期待しています!