『不安と戦いながら』 日々
中日松坂大輔選手、
3度目の先発登板。
6回3安打7四球1死球1失点、
114球。
再三のピンチをしのぐ投球に
ナゴヤドームのお客様は拍手拍手。
平成の怪物は
日本球界12年ぶりの勝利投手になりました。
DeNAファンもスタンドに残り
松坂選手のヒーローインタビューを聞いている光景を見て、
「本当にプロ野球ファンみんなが幸せになる1勝だな~」と
しみじみした気持ちになりました。
解説の鹿島忠さんと試合後に記念撮影。
きょう、
実況を担当していた
東海テレビ小田島卓生アナ、CBC若狭敬一アナ、
そして私で記念撮影。
オジサンたちの気持ちを高揚させてくれた
松坂選手の1勝でした。
実は私、
きょうの試合の実況を代わってもらおうかとすごく悩んでいました。
家族の風邪がうつったのでしょう、
木曜日に診察してもらって打てる手は打ちましたが、
それでものどが痛い。
昨年、
試合中に実況を代わってもらったことが頭をよぎり、
迷惑をかける前に代わろうか…とも思いました。
ただ、
去年のあの日よりはきょうののどの状態は悪くない。
レポーターの北山アナに
「もしかしたら途中でご迷惑をおかけすることがあるかもしれません」とは
伝えておき
実況する決心をしました。
不安と戦いながら、
「置きに行く」感じの実況で、
こんなめでたい日に私は…という悔しい思いにもなりました。
しかし、なんとか最後まで実況できました。
いま、
かなりのどが痛いです。
あしたは声が出ないかもしれません。
でも、
きょうを無事に乗り越えられて良かった。