『みんなみんなありがとう』 日々
朝6時広島発の新幹線に乗り、
名古屋へ。
名古屋駅には
後輩が車で迎えに来てくれました。
9時40分、
着いたの先は大野町運動公園レインボースタジアムです。
高校野球岐阜県大会準々決勝に、
夏53年ぶりのベスト4をかけて
母校・加納高校が
甲子園出場4度の市岐阜商業高校と対戦します。
きょう、この球場にいる人の中で
私が一番移動距離が長いでしょう(笑い)。
三塁側内野席もバックネット裏も満員です。
平日にもかかわらず、
野球部の同期が5人も集まりました。
試合中、
とてもドキドキしました。
ワンアウトを取るのにこれほど緊張するのか。
チャンスにこれほど祈る気持ちになるのか。
後輩たちは2度のリードを奪いました。
そして6回裏に4失点、
3-6となっても諦めませんでした。
7回表に1点返し、
8回表には横山くんの同点2点本塁打!!
もう私たちの興奮も最高潮に達し、
みんなでハイタッチ、抱き合って
喜びを分け合いました。
私はちょっと涙が出ました…。
しかし、
9回裏にサヨナラ安打を浴びて試合終了、
7対6で市岐阜商高の勝ち。
加納高は53年ぶりのベスト4進出はなりませんでした。
加納高というのは昔からイベント好きが多いのか、
たくさんの在校生、卒業生が野球部の応援に来ます。
そして後輩たちに
一方的に夢やロマンを託し、
応援しています。
そう、
普段意識することはないのですが
これが愛校心、母校愛なのでしょう。
月並みではありますが、
改めて「加納高校に行って良かったな~」ということを
きょうもかみしめました。
強いときはもちろん、
弱くても、
一生懸命に白球を追いかけている限り、
私たち卒業生は応援しています。
そして後輩たちの姿に勝手に胸を熱くし、
刺激され、
気持ちを一歩前に進めます。
関係者、保護者の皆さん、
応援してくださった皆さん、
本当にお疲れさまでした。
そして試合に出た選手も、そうでなかった選手も
スタンドから応援していた部員も、
みんなみんなありがとう。