『プロの準備』 日々
23時30分、
東海ラジオに戻ってきました。
中日が勝って救われました(笑い)。
きょうがナゴヤドームでは
最後の巨人戦でした。
私の好きなプロ野球選手のひとり
巨人・鈴木尚広選手。
「走塁のスペシャリスト」、
代走で起用されると
球場の雰囲気は一変させ、
中日の投手に聞いても
「出てくるとホントにイヤだ…」といわれる選手。
まさにプロです。
今季、ナゴヤドームで顔をあわせるのは最後。
鈴木選手とは毎カード、必ず話をしています。
きょうのようなビジターでの試合でも、
鈴木選手の起床は朝8時。
そこから「瞑想」が始まります。
まずは心の準備から。
10時からは自室で体を動かし始めて
今度は体の準備です。
試合開始は18時、
出番は終盤になります。
一体何時間前から準備をしているのでしょう。
ちなみにきょうの出場は
20時40分でした。
盗塁を決め、さらに得点しました。
私たちアナウンサーも「準備」がすべてだと思います。
そして、
その準備は放送時間に日の目を見ます。
しかし、
鈴木選手の場合は必ず出番があるわけではありません。
それでも朝8時から、
準備は始まっているのです。
それも毎日。
鈴木選手は
「試合に出る、出ないは
自分で決められない。
だから、
そのことは考えないんです」と。
なるほど、
自分の力が及ばないことに、
余計な神経を使ってはいけないんですね。
日頃は中日の選手を間近に見ていますが、
やはり一流と言われる選手は
とにかく準備がスゴいんです。
準備がすべてなんです。
一流の人を目の当たりにし、
話を聞けるのだから
私も自分の仕事に活かしていかなければいかないのですが…。
巨人・鈴木選手、
これからもワクワクするような走塁、
球場の雰囲気を変える振る舞いを
(できれば中日戦以外で)見せてください。