『神宮球場の「空気」』 日々
きょうの東京は
朝から雨。
しかし、私が神宮球場に到着した
15時前には
ほぼ雨が上がりました。
きょうはどうしても
試合を観たかったし、実況したかった。
ヤクルト由規選手の1771日ぶりの一軍登板です。
ヤクルト由規選手の一軍最後の登板が
11年9月3日巨人戦。
このとき、私は何をしていたのかなと調べてみると、
大好きだった祖母が亡くなった日でした。
あれからもう4年10カ月が経ったのか…。
それだけの時間を
由規選手は右肩痛との戦いに充ててきたのです。
神宮球場のお客様には
「由規応【燕】ボード」が配られ、
「豪球復活!!」「待ってたぞ!!」など
思い思いのメッセージを書き込んでいました。
グラウンドに姿を現したとき、
場内アナウンスが流れたとき、
マウンドに立ったとき、
ストライクを取ったとき…。
由規選手が球場の空気を支配していました。
しかし、
中日打線が
8年ぶりの毎回安打で
神宮球場での連敗を4で止めました。
私の実況のテンションも
序盤はややヤクルト寄りだったかもしれません。
それがきょうの神宮球場の「空気」だったんです。
あぁ、いい一日でした。