『興奮と寂しさと』 日々
きょうは「昇竜デー」。
満員のナゴヤドームでの実況は
やはりワクワクするものです。
打ち上げられるジェット風船。
それにしても中日・福田選手の満塁本塁打には、
心から興奮しました。
放送中に我を忘れて興奮することというのは、
私の場合はほとんどないのですが、
きょうは打った瞬間に「やった~~~~~!!」と思ってしまい、
「打ちました」を噛むという失態…。
ああ、恥ずかしい。
きょうの解説は鈴木孝政さん。
7月3日は62歳の誕生日。
おめでとうございます。
きょうも楽しく放送をご一緒させていただきました。
そしてヒーローインタビューを担当したのは
テレビ愛知・高木大介「アナ」。
私はいつもよりずっと
「きょうはドラゴンズ勝ってくれ!」と思っていました。
高木アナは7月1日をもって
アナウンス職を離れており、
きょうでアナウンサーとしての仕事は一区切りだったのです。
だから一塁側で、
ドラゴンズの選手へのインタビューで締めくくってほしかったのです。
よかった。
私より年下の実況アナウンサーが
マイクを離れることはとても寂しいものです。
酔うと(酔わなくても?)私に向かって
何度も「アナウンサーとは?」という議論を吹っかけてきた高木くん。
アナウンサーをもっともっと続けたかったでしょう。
でも、
私より一足先にピリオドを打ちました。
「いつが最後の実況かわからないから」と私はよく人にも言いますし、
だからこそ
できるだけにスーツにネクタイ姿で放送席に座るようにしています。
今回、高木クンの異動で改めて
「いつまで喋ることができるのか」ということを考えるようになりました。
かなり寂しいけれど、
付き合いは今後とも続いていきます。
とりあえず、
「高木、お疲れさん!!」。