『アクセント辞典』 日々
左は私の「NHK日本語発音アクセント辞典」。
右は井田アナの「NHK日本語発音アクセント辞典」。
中は5月26日に発売された「NHK日本語発音アクセント新辞典」。
私が東海ラジオに入社したのは98年4月、
その前後に購入したものです。
そして写真右はその年の4月末に改訂されたもの。
それから18年ぶりの大改訂となり発売されたのが、
中の「NHK日本語発音アクセント新辞典」です。
日本全国のアナウンサー、
おそらくはひとり一冊、持っているものと思います。
東海ラジオでもアナウンスのフロアとニューススタジオに
新しい「アクセント辞典」が常備されました。
いかんせん、
私はあまり会社内にいないもので、
きょう、初めて手にしました。
19年目になってもいまだにアクセントを誤ることがあります。
しかも、ほとんどが以前にもミスをしたもの。
しっかりと確認をしなければいけません。
それにしても税込5,400円とは、
高くなりましたね…。
98年に私が買ったときには税込3,300円でした。
その「日本語発音アクセント新辞典」とともに
新しく備えられたのが「NHKことばのハンドブック/第2版」。
この本がなかなか面白いんです。
意外!?と私は「正しい日本語」にこだわりがあって、
例えば、野球中継などで
「きょうのヒーローは大野投手と平田選手です」というアナウンスを聴いてしまうと、
ちょっと気持ちが悪いのです。
正しくは「大野選手と平田選手」か「大野投手と平田外野手」ではないかと。
私が言わない表現として「あわやホームラン」があります。
やはり「ことばのハンドブック」に載っています。
「あわや」とは助かった側からみた表現、と。
「ビシエドの打球はあわやホームラン」と言うと、
あなたはホームランになってほしくないのか!、と(笑い)。
私はこれからも「もう少しで」「あと○○メートルで」と言い続けていきます。