『新人選手とあいさつ』 日々
(写真は1月11日のものです)
中日ドラゴンズ・新人選手合同自主トレが10日から始まりました。
きのう、屋内練習場での一コマ。
大場選手、西川選手にあいさつする12人の新人選手たち。
新人たちにとって最初の関門?といっていい「あいさつ」。
誰にあいさつしたのか、そもそも誰なのか。
選手か、OBか、球団職員か、マスコミか。
「とりあえず会った人には全員あいさつしておけばいい」とはいえ、
2度、同じ人に「初めまして」というわけにもいきません。
昨年の今頃、
ドラフト1位で誰よりも注目を浴びていた野村亮介選手に
話を聞きました。
「もうあれから1年経ったのか、という気がします。プロのペースはつかめない、何をしたらいいのかわからない、そして一番つらかったのが、誰が誰だかわからないことです。あいさつしたのかしていないのか、失礼があってはいけませんし、気を使ってばかりいました」
やはり「あいさつ」が最初の壁になるのです。
「2月中旬くらいからブルペンで力を入れればいいと思っていたら、周りはキャンプインと同時にバンバン投げている。焦りました」
右も左もわからない新人たちは、
焦らなくていい、といわれても焦るものなのです。
でも、2年目の今季は違うはずです。
「プロのペースもつかめたし、あの厳しい秋季キャンプを乗り切ったことが自信になりました」
野村選手はきょうが初めてのナゴヤ球場での練習でした。
今朝、私がナゴヤ球場に着いたとき、
同じく初のナゴヤ球場になった金子選手と2人、
ダッシュで私のところまで走ってきて、
「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします」
こちらが恐縮してしまうほどに
丁寧に新年のあいさつをしていただきました。
そして、何とも言えない清々しい気持ちになりました。
12人の新人選手たちが注目されるのは当然のこと。
2年目を迎える選手たち、
頑張れ!!