『百日咳』 日々
5月28日中日ソフトバンク戦の実況中、
ついに咳が止まらなくなりました。
それでも放送上は違和感なく終わっていたはずです。
特に就寝中に咳がひどく、何度も目が覚めてしまうため、
病院に行って咳止めの薬を処方してもらっていたのですが、
それでもマイクに向かうのがあまりに苦しい状態だったので、
6月2日、別の病院で検査しました。
6月は8度も実況担当があり、
なんとしても咳を止めたかったんです。
2時間半の検査の末、
診断は「百日咳」でした。
百日咳、ご存知ですか?
多くの方は子どもの頃にワクチンを接種しています。
ちなみに私もワクチン接種済みでした。
しかし、最近は成人での感染が増えていて、
私もその一人になってしまいました。
すぐに抗生物質を処方されましたし、
周りにもひどく咳込んでいる人もいませんので、
なんとか感染拡大は防げたようです。
食べたものを戻してしまうくらいの激しい咳が続いていましたが、
それも治まり、
少しずつ快方に向かっていることは間違いないのですが…。
それでもやっぱり「百日咳」、
完治に100日くらい必要なのです。
ここ数日、
咳き込んだり、のどが絞まるような感じで数秒間の呼吸困難になったり…。
で、
もう一度、病院に行ってきました。
吸入をやめていたのですが、
もう一度、吸入薬を使ってみましょうということで、
処方してもらいました。
今月はナゴヤドームでの試合が多いので、
なんとかこれで乗り切ろうと思っています。
成人してからの百日咳、
多くの場合はただの咳で症状が顕著なわけでもないので、
治療せずに見過ごして感染が広がってしまうこともあるそうです。
私もアナウンサーでなければ
放置していたかもしれませんし、
最初の診断ではただの風邪の扱いだったわけですから、
見落としてしまいがちのなのが「百日咳」なのです。
ただの咳と思わず、
心当たりのある方は病院へ。
100日までまだ40日くらいあるんだな…。