『掛布、清原、松井、大谷、そして森友哉』 日々
きょうは
『ガッツナイター中日対西武』で、
実況・村上和宏アナウンサーの隣で
スコアをつけていました。
これもアナウンサーの大切な仕事です。
そして4回表、
西武・森友哉選手が勝ち越し本塁打を打った瞬間に、
「アッ!調べなきゃ!」と思ったのです。
森友哉、19歳。
高卒2年目・2ケタ本塁打の偉業を…。
森選手の本塁打は今季第10号、
入団2年目にして自身初の2ケタ本塁打になりました。
ドラフト制度導入以降で、
高卒2年目までに2ケタ本塁打を達成した選手は
過去にたったの4人、
森選手が5人目という偉業なのです。
阪神・掛布雅之選手(1年目3本→2年目11本)、
西武・清原和博選手(1年目31本…!)、
巨人・松井秀喜選手(1年目11本)、
日本ハム・大谷翔平選手(1年目3本→2年目10本&11勝)。
そして、
きょう、
新たな歴史が作られました。
きのうの試合では慣れない外野を守り、
失策が失点につながるという
痛恨のミスを犯した森選手。
しかし私は、
きのうの試合前、
西武・河田コーチの
「守備で多少のミスがあっても仕方がない。森は、打ってくれればいいんだよ」という言葉を聞いていました。
その言葉通りに…。
2ケタ本塁打を達成した後、さらに11号本塁打も記録した怪物・森友哉選手。
腹をくくって起用する首脳陣、
そしてそれだけの価値がある選手。
「広いナゴヤドーム」という常套句があります。
しかし、
先日、レフトへライトへ本塁打を放ったソフトバンク・柳田悠岐選手、
そして、きょうの西武・森友哉選手は、
そんな常套句を「なにを言ってるの?」と笑いながら吹き飛ばす、
底知れないパワー、力強さを見せてくれました。
しびれました。
あしたの
『ガッツナイター中日対西武』は
解説・中利夫さん、
実況・大澤広樹で、
試合終了までお送りします。
中日・大野選手対西武・岸選手の顔合わせ、
楽しみです。