『美濃太田の酒蔵』 日々
私の両親の実家は
ともに岐阜県美濃加茂市です。
きょうは久しぶりに美濃太田へ行き、
高校時代の友人に会いました。
友人の勤務先は「御代桜醸造」、
つまり、日本酒を製造する会社です。
ちょっと顔を出すくらいの気持ちだったのですが、
「せっかくだから見ていく?」と
酒蔵を見学させてもらいました。
タンクの多くは2階にあります。
なぜなら、
かつては木曽川が決壊し洪水になることが
少なくなったからです。
確かに昭和58年、私の両祖父母の家は
床上浸水しました。
中を覗くと…
これが日本酒になるんですね〜。
ちなみに友人とともに案内してくれたのは、
杜氏の酒向博昭さん。
この世界で20年、
私たちと同い年です。
日本酒というと
無色透明かと思っていたのですが、
実は有色なのだそう。
大量の日本酒が貯まると
こんな色です。
緑がかっているんですね。
明治時代から続く「御代桜醸造」、
私の祖母も働いていたので馴染みはありましたが、
日本酒ができるまでを
じっくり見ることができて楽しかったです。
今週末28、29日は
「御代桜・酒蔵開放」ということで、
春しぼり新酒の販売はもちろん、
大人から子供まで、
お酒が好きな方から甘党の方まで
楽しめるイベントが
たくさん行われるとのこと。
お近くの方は
この2日間にぜひ足をお運びください。
御代桜醸造も味わい深い建築物ですが、
中山道・太田宿は
歴史を感じられる
ステキな街です。
日本酒とともに、
きっと街並みを楽しんでいただけるはずです。
やはり子どもの頃に見てきた光景ですから、
愛着があります。
美濃太田、いい街です。