『笠松競馬再開』 日々
笠松競馬所属騎手や調教師による勝馬投票券の不正購入などの不祥事が続き、岐阜県・笠松競馬場は開催自粛が続いていました。そしてきょう、約8か月ぶりに、無観客の笠松競馬場にファンファーレが戻ってきました。関係者の生活が苦しかったであろうことは容易に想像できます。それでも再開することを信じ、開催にこぎつけました。
一連の不祥事で騎手8人、調教師5人が笠松競馬場を去りました。残った所属騎手は9人。笠松競馬場はフルゲート12頭です。つまり、フルゲートになると騎手が足りません。しかしきょうは名古屋競馬から「助っ人」騎手が来てくれました。そして初日のきょうは2つのレースがフルゲート12頭立てで組まれました(第2競走は1頭出走取り消して11頭立てになりました)。競馬の主役である「馬」の問題もあります。笠松競馬所属馬の約100頭が、他の競馬場に移籍してしまいました。きょうはもっと出走馬が少ないかなと思っていましたが、関係者の努力で多くの競走馬が姿を見せてくれました。