『27年ぶりのスローカーブ』 日々
26日、ネットニュースの見出しが、私の高校2年のころを鮮明に思い出させてくれました。その見出しは【「スローカーブを、もう一球」のモデル 川端俊介さん死去】。1981年春の選抜高校野球に群馬県・高崎高校のエース投手として出場したのが川端さんで、その甲子園出場までの過程を故山際淳司さんが描いた作品が『スローカーブを、もう一球』です。『江夏の21球』で知られる山際さんですが、私はこの『スローカーブを、もう一球』が大好きでした。私が読んだのは高校2年のときで、当時、野球部で投手だった自分に刺さったのでしょう。何度も読み返しました。高校卒業後は再読することはなかったのですが、川端さんの訃報を知り、きのう実家の本棚を探してみると、当時のままありました。