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直球勝負!大澤広樹

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『涙のヒーローインタビュー』 日々

きのう、おとといのロッテvs.中日、

試合後のヒーローインタビューでは、

中日又吉克樹、大野雄大選手が

連日、涙を流すという、

珍しいものになりました。

実は私も、

「涙のヒーローインタビュー」の聞き手だったことがあります。

2006年(11年前!!)5月11日、

日本ハムvs.中日(札幌ドーム)でのことでした。



東海ラジオのアナウンサーがナゴヤドームで

ヒーローインタビューを担当することはほとんどありません。

基本的には「地上波テレビ中継局のアナ」が聞き手です。

私はナゴヤドームでは2度あるだけだと思いますが、

かつては

神宮球場、横浜スタジアム、

札幌ドーム、西武ドームでは

テレビ中継がないために

ラジオレポーターがその担当をしていました。

この日、

英智選手は途中、

自身のミスがあり

いろんな思いを抱えながらプレイ。

そして最後は二塁打、

さらに相手のミスからの好走塁で

決勝のホームを踏んでのヒーローになりました。

試合中の私。

この後、

慌てることになるとは思ってもいません…。


(中日ドラゴンズ公式ブログから引用)


中日が勝ち、

英智選手がマイクとカメラの前にやってきました。

「放送席、放送席〜」と始めたのですが、

なにか英智選手の様子がおかしい。

あれっ、涙声…??

あれっ、泣いてる…??

「どうしてだっ!?!?!?!?!?」。

すぐにはその理由がわからなかったんです、私。

慌てました。

なんで泣いているのだろう。

打席に向かう前、

井上一樹さんに声をかけられて

その年、もっとも気持ちを込めて打席に入ったという英智選手。

そこからの二塁打、そして好走塁。

で、感極まったというのが

簡単に説明すればそういうことです。

慌てましたが、

こういう時こそ矢継ぎ早に聞くのではなく、

「落ち着け、オレ」と言い聞かせ、

ヒーローインタビューを終えます。

直後、

ドラ番記者の皆さんに「なんで泣いてたの??」と聞かれましたが

私もいまひとつ掴めていませんでした。

いまならもうちょっと上手く話を引き出せたかなぁ、とも思います。

ヒーローインタビューに限らず、

時々、聞き手が「泣かそう」とする

品のないインタビューを見ることもありますが、

きのう、おとといのような予期せぬ男の涙はいいものですね。

インタビュアー、

どんな気持ちだったのでしょうか。

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