気まぐれ映画評『ゲームセンターCX THE MOVIE 1986 マイティボンジャック』 気まぐれ映画評
まず…、皆さん!『ゲームセンターCX』というゲームバラエティ番組をご存知ですか? ファミコン世代には伝説と言っていい人気番組『ゲームセンターCX』が映画になりました。きょうは2月22日(土)公開の『ゲームセンターCX THE MOVIE 1986 マイティボンジャック』をご紹介します。
まず、『マイティボンジャック』というファミコン用ゲームソフトについてはこちらをご参照ください。
本作の公式ホームページを引用しますと…
1986年、ファミコンを愛する少年・ダイスケが、憧れのクミコとの約束を守るため、不良たちに“カリパク”されたゲームソフト『マイティボンジャック』を取り戻すべく立ち向かう―。一方で激ムズの難易度で知られる『マイティボンジャック』挑戦中の有野課長は奇跡のプレイを連発するも、タイムリミットが刻一刻と迫っていた―。
という紹介ですが、これはもうファミコン世代にとっての『三丁目の夕日』です。1986年、私は小学5年生です。ファミコンソフトの差込口に息を吹きかける、なぜか発売日前に『週刊少年ジャンプ』が置かれる店がある、やたらとエチケットブラシで自慢の変形学生服のホコリをとる不良学生、などなど、アラフォー世代には「あったあった!」のオンパレード。細かい演出ひとつとっても飽きることがありません。ツインファミコンやディスクライター、めちゃくちゃ懐かしい!
私がブログで紹介したように、『マイティボンジャック』は超難解なゲームソフトであり、寝る間を惜しんでの有野晋哉(よゐこ)さん、そして番組スタッフの挑戦には拍手を送るばかり。当時のファミコンソフトはクリアするのが本当に難しかったですが、その達成感は半端ではありません。80年代後半を懐かしみつつ、『マイティボンジャック』をにクリアする達成感を、有野課長と一緒に味わえる作品になっています。
ファミコン、最高!
2月22日(土)より、センチュリーシネマほかで公開です。