『濱田達郎の100球』 日々
曇り、20度。
きょうは、
ドラゴンズ2軍のキャンプ地、
読谷球場にやってきました。
1軍のキャンプ地・北谷球場に比べると、
取材陣も少なくて
のんびりムードの読谷。
その読谷球場のブルペンで
100球ちょうどを投げ込んだのが、
ドラフト2位の濱田達郎選手(愛工大名電)でした。
この100球が、スゴかった。
スゴい、という言葉しか見つからないんです。
速いとか、キレがあるとか、そんなことではなく、
とにかく「スゴかった」。
取材者は私だけ、
目の前で繰り広げられた濱田選手の投球。
小笠原コーチに話を聞きにいくと
「指にかかったボール、ハンパでないでしょ」と。
高橋コーチは途中で
グラウンドにいる鈴木2軍監督に
「濱田のボール、スゴいですよ!」と
報告にいきました。
「きょうはノッていたので、
投げ終わるまで黙って見ていました」と言う小笠原コーチ。
投げ終わったあと、
直立不動で耳を傾ける濱田選手。
本人は
「自分が一番イイと思っていた頃より
今の方が上だという手応えを感じています。
どんどんアピールして、
一軍で早く投げられるように」と言っていました。
タイガース・藤浪、ファイターズ・大谷に注目が集まりますが、
ドラゴンズの濱田達郎選手をお忘れなく。
野手もたっぷり打ち込み、
振り込み。
小田選手が大きな声で若手を引っ張っていたのが
印象的でした。
私の沖縄キャンプ取材は
きょうでおしまい。
帰ろう、寒い名古屋へ。
待とう、ドラゴンズを。