気まぐれ映画評『最強のふたり』 気まぐれ映画評
第6回は
『最強のふたり』です。
笑って泣ける。無名な出演者ばかりだが、これは素晴らしいフランス映画。「障がい者と介護(失業者)」というデリケートな素材で、カラッとしたユーモアと感動、日本人には撮れないのではないか。
大富豪だが全身麻痺の白人フィリップスと、失業者という立場から彼の介護者になった黒人ドリス。正反対の2人が惹かれあったのは、ドリスがフィリップスを障がい者として扱わない、無遠慮で笑えるほどに無邪気だから。日常生活でもそうでしょう。相手の社会的地位、名声、あるいはハンディに及び腰になり、腫れ物に触るように接するタイプの人間は、決してその人物に心を開いてもらえない。「よくそんな失礼なこと言うね」と思われるくらいの方が、笑ってもらえて愛されるのだ。
こんなにいいストーリーは出来すぎと思われるかもしれないが、実話に基づいた作品。悲しい人生経験をした2人が「障がい?失業?笑い飛ばしてやるぜ!」というエネルギーに満ちて前向きに人生を歩き始める。「ユーモア」が2人を最強にしてくれたのだ。
「木が歌ってるぜ」のセリフには声を出して笑ってしまった。
『マジック1』 日々
3連覇はむずかしくても、
何とか対巨人勝ち越しだけは、
巨人の完全優勝だけは阻止してほしかったです。
だから、きょうはそれこそ
子どもに戻った気持ちで、
純粋なドラゴンズファンとして応援していました。
しかし…。
ナゴヤドームでの胴上げは阻止したものの、
残念ながら
中日の10勝11敗3分で、
勝ち越しはなりませんでした。
巨人の優勝へのマジックナンバーが「1」になりました。
しかも、エース吉見選手が右肘を痛めるというアクシデントまで加わって。
月曜日の試合後、
心配で吉見選手にメールを送りました。
彼のメールには
「(巨人の)胴上げは見たくないから
(行けるところまで)頑張ろうと思っていました」とありました。
吉見選手はチームを離れることになりましたが、
彼の思いがチームに伝わり、
クライマックスシリーズで逆襲してくれることでしょう。
ダントツ2位の意地。