『最終決戦へ』 日々
東京都・赤坂、日枝神社。
きょう、ドラゴンズが勝って
日本シリーズ進出を決めてほしいと、
高木監督の背番号88にちなみ、
88円を賽銭箱に投げ入れて手を合わせました。
2点を先制されるも、
祈りが通じたか、
ブランコ選手の2点本塁打で同点。
しかし、なかなか勝ち越せません。
ドラゴンズ投手陣も
粘ってしのいで持ちこたえたのですが、
サヨナラ負けで
ジ・エンド。
でも、面白くなったじゃないですか!
第6戦までもつれ込み、
勝った方が日本シリーズ進出。
10・22セ・リーグ最終決戦。
高木監督には
94年の10・8決戦の借りを返す
これ以上ない舞台が用意されました。
勝つだけ。
あしたで終わりたくはありません。
10月22日は浅尾選手の誕生日。
浅尾選手に、
日本シリーズへのチケットという最高のプレゼントが
贈られますように。
『勝負パンツ』 日々
クライマックスシリーズファイナルステージ第三戦。
ドラゴンズが連勝、
ジャイアンツ原監督もどこか不安げです…かね!?
試合前、
5連投の山井大介選手は
「疲れはあります。
ボールが高めにしか行かないのもわかっています。
でも、僕は残り試合、全部投げるつもりです」と言いました。
頼もしい。
以前、堂上剛裕選手は、
巨人の抑え投手・西村選手と同い年です。
「西村は僕よりはるかに実績があります。
僕のことなんて意識していないと思うんです。
でも、僕は西村との対戦を楽しみにしているし、
励みにしているし、
すごく意識しているんですよ」と話していました。
東京ドームの3塁側レポーター席は、
この狭い通路。
その堂上剛選手が、
その西村選手から勝ち越し打を打った瞬間、
この通路に、
名古屋からやってきた
私たちアナウンサーの喜びの歓声が響きました。
高木監督は笑顔で
「選手は最高に良くやってくれている。
堂上剛にはなんでもしてあげたい(笑)」と語る横で、
ハイタッチをし、雄叫びをあげ、握手する選手たち。
ここにきて最高のチームになりました。
相手はぶっちぎりで優勝したジャイアンツ、
油断はできません。
あと3戦で、ひとつ勝つ。
「ドラゴンズ情報」で話したとおり、
負けるまでパンツを履き替えないという約束、
あしたで4日目に突入します。
私はきれい好きな方なのですが、
この喜びと引き換えなら
なんということはありません。