『山川日本史』 日々
大学受験生のほぼ全てが一度は手にしたことがあるであろう、
山川出版社の歴史教科書。
日本史は赤みがかったえんじ、
世界史はうすいグレー、
私は日本史を選択していたのですが、
「日本史用語集」と合わせ、
ボロボロになるまで使っていました。
歴史が好きなんです。
ここ数年、領土問題だったり、あるいは大河ドラマであったり、
歴史ブームですが、
もういちど「日本の歴史」を再発見しようということで、
いま、私が読んでいるのはこちら。
『もういちど読む山川日本史』(山川出版社)。
人物もできごとも、忘れてる忘れてる。
歴代の徳川将軍、総理大臣、
余裕で記憶していたのに…(苦笑)。
ちなみに好きな時代は
幕末から明治初期、
そして大正時代から太平洋戦争終結まで。
大学でも「日本外交史」が専攻でしたので、
対米戦争に向かってしまう日本の外交戦略など、
考えさせられることはたくさんあります。
話が逸れますが、
大学時代に繰り返し読んだ一冊がこちら。
京大教授、故・高坂正堯氏の
『世界史の中から考える』。
蛍光ペン、赤ペンで多数の書き込みがしてあります。
「成功にはときとして
挫折以上の苦い味がある。
成功は長期的には失敗の種子を内包している」、
味わい深い、歴史の教訓です。
この秋の私の読書のテーマは「歴史」です。