『その手は桑名の焼きはまぐり』 日々
結婚披露宴とその2次会の合間にブログ更新です。
きのうは三重県桑名市に行ってきました。
有名な「石取祭」の前に、
マンガ『美味しんぼ』の576話にも登場する
料亭「日の出」で、はまぐり料理を堪能しました。
こちらがメニュー。
今までの人生で食べたはまぐりの総量を
一日で食すくらいの、はまぐりづくし。
「その手は桑名の焼きはまぐり」、
有名な桑名のはまぐり料理、本当に素晴らしい味でした。
はまぐりを食べている間でも
その太鼓の音、鉦の音が十分に聞こえてきた
「日本一やかましい祭り」、石取祭。
実際に観るのは初めての経験です。
やかましい。本当に。
30数台の祭車が一斉に打ち鳴らす鉦や太鼓の音は、
隣の人の声が聞こえないくらいの大音量。
やかましいけれど、
祭りのパワーがビンビンと伝わってきました。
はまぐり、石取祭。
楽しい桑名の夜でした。
さて、
それでは2次会へ。
『稲葉コーチ、鈴木選手に聞いてきました』 日々
7月30日のブログに書いた
「ナゴヤドームのマウンド」の話。
選手、関係者のコメントがないので、
いまひとつ自分自身納得がいきませんでした。
だから、
ナゴヤ球場に行って聞いてきました。
「ナゴヤドームのマウンドは本当に投手有利なのか?」。
バッティングピッチャーをしていた
鈴木義広選手と
いつも野球を教えてくれる先生、
稲葉光雄コーチに。
鈴木選手は私の問いに間髪いれず
「ナゴヤドームのマウンドは高いです」と答えました。
もちろんルールで定められているので高さに変わりありません。
「高い」と感じる理由は、
球場の形状です。
屋外球場(ナゴヤ球場もそうです)は、水はけを考慮して、
わずかですが傾斜がついています。
つまり、マウンドを頂点にファウルグラウンドに向かって低くなっていきます。
ところが、
ドーム球場は水はけの心配はありません。
まっ平らなグラウンドに「ポコッ」と土が盛られてマウンドがあります。
そうなれば、やはり「高さが違う」と感じるのではないでしょうか。
稲葉コーチが私をマウンドに立たせてくれましたが、
先日、ナゴヤドームのマウンドに立ったときとは
景色が、印象がまったく違います。
ナゴヤドームのマウンドは「高い」、ナゴヤ球場は「低い」と
錯覚?しました。
鈴木選手の話で面白かったのは、
「神宮球場は投手とホームベースの間がへこんでいて、
ホームベースが高くなっているように感じる。
だから低めにボールが行きづらく、
本塁打が出やすいんですよ」と。
えええええーーーーーっ!
そんなことがあったとは。
続けて、
「ヤクルトの投手はナゴヤドームに来ると
練習開始時に必ずマウンドに行ってチェックしているでしょ。
それくらい、神宮とナゴヤドームは感覚が違うんです」。
では、鈴木選手はナゴヤドームは投げやすいのか!?
「サイドスロー、アンダースローの投手は
マウンドの傾斜が緩い、マウンドの高さが「低め」のほうがいいんです。
僕が好きなのは横浜スタジアムや東京ドームです。
マウンドの高さとは違いますが、
甲子園は、ネット裏の座席が低く視界に入るので、
他の球場と感覚が大きく違って投げにくいですね」とのこと。
面白い。実に面白い。
やはり「ナゴヤドームのマウンドは高い」、
正確に言えば「高く感じる」のです。
でも、それが全投手にとって有利なわけでもない。
稲葉コーチがまとめてくれました。
「いい投手がいいフォームで投げる限り、
規定の範囲内でのマウンドの高低は関係ない。
ナゴヤドームで防御率がいい一番の理由は、
広い球場、ファウルグラウンドという精神面がプラスに出ているのだと思う」と。
つまり、
中日投手陣が優秀なのです。