震災の爪痕 info
今日は阪神淡路大震災から18年。
月日が経つのは本当に速いと改めて感じます。
東日本大震災の被災地でも、阪神淡路大震災の追悼行事が行われたそうです。
東日本大震災で大きな被害を受けた、日本三景のひとつ、宮城県の松島を尋ねました。
震災直後は遊覧船も運休するなど大打撃を受けましたが、震災から2年近く経ち街並みは
以前の落ち着きを取り戻していました。
しかし、遊覧船乗り場では…
まだまだ震災の爪痕があちらこちらに残っています。
また、遊覧船の桟橋は
平均50cm地盤沈下したそうで、水に浮く桟橋と陸地にはかなりの段差ができていました。
遊覧コースは塩釜港へ向かう「芭蕉コース」を選択。
遊覧船はこちら
結構大きな船です。
やはり震災による津波で大きな被害を受けた名所が見渡せます。
伊達正宗が現在の姿に整備したと伝えられる「五大堂」や
朱塗りの長い渡月橋とその先の雄島です。
海も地盤沈下して、以前は満潮の時しか通れなかった海路が今はいつでも通れるようになった、
島によっては大きく傾いた、奇岩で有名な島が崩れた、など10年以上前に尋ねた時と違い
震災の影響についての解説が大半を占めていました。
地盤沈下の影響は相当深刻です。
塩釜到着後、地元の方の紹介で昼食を取りました。
全国的にも有名なお店だそうですが、お寿司の「塩釜港」。
店のつくりは回転寿司ですが、ネタは高級店も顔負け。
おいしくいただきました。
しかし、歩道は震災による地盤沈下のせいで相当がたがたでした。
復興の道のりはまだまだ険しいですね。
「とにかく冷やかしでもいいから、来て、お金を使ってほしい」という地元の方の話が
心に刺さりました。