ハリケーン サンディー info
アメリカ東海岸に甚大な被害をもたらしたハリケーン、「サンディー」。
ニューヨーク市とハドソン川を挟んだニュージャージー州の街に親しい友人が住んでいるため
他人ごとではありませんでした。
ニューヨーク市内の被害も去ることながら、05年に長期休暇を取って2週間ほど滞在した際に
連れて行ってもらったアトランティック市や、泊まっていた友人宅からマンハッタンに遊びに行く際
毎日利用していたホーボーケンの駅に大きな被害が出ている様子をCNNで目の当りにして
大変ショックを受けています。
日本でも「水」と関係のある漢字を含む地名の場所は、水害に注意が必要という話をよく聞きますが
アメリカでも「オーシャン市」とか「フルービーチ市」とか、やはり水に関係のある単語を含む
場所で大きな被害が出ているようです。
しかし、今回一番驚いたのは「雪」。
日本では台風はせいぜい10月まで。11月以降寒い季節に襲ってくることはありませんよね。
勝手に「台風=熱い季節のもの」というイメージでしたが、今回のサンディーはアパラチア山脈を
中心に大雪をもたらしたそうです。
日本の台風報道で良く聞くフレーズ「台風に向かって南からの暖かく湿った空気が流れ込むため、
雨雲が発達し…。」の代わりに、アメリカでは今回「サンディーに向かって北からの寒気を伴った
湿った空気が流れ込むため…。」という解説!
日本で言うところの所謂「台風」が雪を降らせるとは…。
私の思っていた常識は間違っていました。
改めて「世界は広い」、と再認識させられました。
今回被害にあわれた皆さんと、被害にあわれた地域が一日も早く復旧しますように。