教科書で info
最近のことは物忘れがひどくなってきましたが、子供のころの記憶は
昨日のことのように鮮明に覚えていたりするものです。
さて、先日弊社が所属するNRN系列のプロ野球中継局が集まっての会議が
静岡で開催されました。
各局持ち回りでシーズン中毎月一回の定例会議ですが、静岡での開催は
実に8年ぶり。
8年前はまだ私はこの会議に出席していなかったので、初めて静岡放送さんへ
お邪魔しました。
あらかじめ場所を調べると、住所が「登呂」となっています。
登呂、そう、小学校の社会科教科書で学んだ弥生時代の遺跡です。
聞くと静岡放送さんから歩いて10分ほどの距離。
会議終了後、文化放送H氏、STVラジオA氏と三人で向かいました。

三人とも登呂遺跡を訪ねるのは初めて。
まるで子供のようにテンションが上がります。

「必殺 ねずみ返し」
そういえば学研の付録で高床式倉庫の模型作ったよね、などど
会話も弾みます。
ふと見ると見覚えのあるシルエットが二人。
ニッポン放送のH氏とS氏でした。
お二人も我々同様「登呂遺跡って教科書で習ったけど行った事ないよね」という
話しになったそうで、40代の大人たちが五人で「社会見学」です。


竪穴式住居

こちらは住居群に隣接する水田跡。
かなりの広さにびっくりしました。

この水田跡の一部を使って田植え体験もできるそうです。
残念ながらこの日は月曜日で登呂博物館は休館日でしたが
教科書で学んだ登呂遺跡、40年近い時を経ての楽しい社会見学でした。

水田には水路も掘ってありました。
葦が風に揺れるなか、子供たちがザリガニ採りに興じていました。
童心に帰ったひとときでした。
46の手習い info
去る5月6日、生まれてはじめての体験をしました。
G?つつじ賞争奪戦開催中のボートレース津へお邪魔しました。
東海ラジオ野球解説者、井上一樹さんトークショーの司会です。
実はボートレース場に足を踏み入れるのは生まれて初めて。
控え室である来賓室へ案内して頂きました。
テレビ番組で何度か見たことがある来賓室、ちょっと興奮です。

モータープールが一望できます。
また、急な階段がついていてここを降りると正にガラスかぶりつきで
観戦できる席まで。
競艇初心者の私は専門誌の読み方から勉強です。

競馬新聞とは全く違う・・・。
実は競艇大好きという井上先生にレクチャーを受けつつ舟券購入。
来賓室エリアにもしっかり投票所があります。
競馬場には報道フロアにもありますから珍しいことではないのですが
よく出来ているものです。
いよいよレーススタート!
いったんプール中央付近のポールまで来たところでスタートのポジション争い。
ゆっくりとした動きで相手の出方を伺います。
大時計の針が0になると、ガラス張りで窓のない来賓席にまで響くエンジン音で
ボートが水の上を走ります。



プールを3周してゴール。
残念ながらビギナーズラックもなく、井上さんも一進一退。
あ、もちろんトークショーは2ステージしっかりと勤めました。
こちらの模様は青山ANにおまかせするとして・・・。
お暇する直前まで二人で熱くなりましたが
結局二人とも残念な結果に。
やはり簡単にいくものではありませんでした。
さて、仕事で疲れたのかレースで疲れたのか微妙な疲労感の中
近鉄津駅で電車を待っているとき、隣のJR津駅に入ってきた列車が
こちらです。

1959年に国鉄気動車の標準色として設定された朱色とクリーム色ツートンカラーの
キハ48です。
あまりの懐かしさに思わずシャッターを切りました。
このキハ48はJR東海が「国鉄色」復刻で塗りなおした一両です。
非電化路線沿線に住んでいた人にとっては懐かしい塗装です。
ちなみにキハ48が世に出たときには国鉄の経営悪化で経費削減され
朱色一色の「首都圏色」といわれる塗装だったのでこの色ではなかったのですが。