オーヴォ! NO SPORTS NO LIFE
ルクドゥソレイユ オーヴォ 見てきました!
見せ方もさることながら、やはり脱帽は一人一人の動きです。体操選手顔負けの素晴らしい動きです。どうしてそんなことできるの?マジックではありませんから種も仕掛けもありません。日々の鍛練から作り上げた肉体のなせる業。最後のトランポリン演技は私開いた口が塞がりませんでした。素晴らしいの一言です。
そしてそれを来年の2月1日までロングランで公演します。お休みはありますが、もはやプロ野球のシーズン並みにキツイ日々です。ぜひ公演中の舞台裏や体調管理なんかも聞いてみたいものです。
ぜひ皆さんも一度足を運んでみては!
玉田圭司が教えてくれた事 NO SPORTS NO LIFE
ホーム最終戦、玉田圭司はピッチに立った。いつみてもワクワクさせる何かを持っている。
8年前、マイクを向け言葉を引き出そうとしてきたが最初はうまくいかなかった。
インタビューが難しい・・・が私の第一印象。年を重ねるごとに性格に丸みをおびたのか、色々な言葉が出てくるようになった。数年前の大分キャンプ、こんな会話をしたのを覚えている。
「玉さん、丸くなったって言われない?」
「最近たまに言われるね。家族を持つとそうみられるのかな」
「でも、あんまり家庭じみないでよ。なんか寂しいわ」
「関係ないよ。スパイク履いてる時に変わらなければいいんだよ」
確かにそうだ。今思えば、本人でも変えられないくらいの“熱”を持っていなければFWは務まらない。
満足できない試合が多くなった12.13シーズン、試合後自らのプレーについて質問されても「今日は俺の日じゃなかった。それだけ。また次頑張ります」
でも本当にそうは思っていない。悔しさ、自らの判断、なんで・・なんで・・・色んな感情が心の中でぐるぐる回っている。そんな時に玉田圭司は理路整然と言葉を並べるような事はしなかった。
FWのあり方。考え方。いろんな談義をしてくれた。僕はボールを持った時の玉田圭司を楽しむ一方で、ボールがない所で何を考えどう動いているのかを見るのが好きだった。相手が嫌がる場所を見つけようとしていた。グランパスが厳しい時間帯、試合を止めるのが上手かった。玉田圭司はFWの奥深さ、仕事の多さを学ばせてくれた。
そしてゴールへのプロセスを考え、大切にするプレーヤー、でもゴールをもってのみ我を証明するという哲学の持ち主。そんな“我”の通し方が好きだった。
最後まで、「自分は衰えていない。サッカーへの情熱がある限り自分は続ける」というメッセージは本当に嬉しかった。
ホーム最終戦後
「玉さん、おつかれさん。サッカー談義ができなくなるから寂しいよ」
「サッカー談義なんてね、いつでもどこでもできるから。ウェルカム!」
寂しいのは事実。でも必ず別れは来る。次はどこでワクワクさせてくれるのか。今はそれを楽しみにしようと思う。
情熱がある限り・・・? 無くならないでしょう。おじいさんになって走れなくなっても、玉田圭司は言葉だけでもサッカーをするだろうから。
玉さん、ありがとう。そしてNever give up!
中村直志という男 NO SPORTS NO LIFE
2001年、中村直志は赤いユニフォームに袖を通した。“寡黙な男“が第一印象。
本当に上手かった。三好の練習場が大雨で隣の体育館を使いミニゲームの練習を見ていると、自分で選ぶかのようにあえて狭いディフェンス密集地帯にドリブルで切れ込んでいく。
「好きなんですよ。間を破るのが。一気にチャンスが広がるでしょ!」
プレースタイルは攻撃大好き。攻めるの大好き男だった。このままグランパスの攻撃を担っていく。そう思った。
しかし中村直志は数年後大きな壁に当たる。チーム方針とプレースタイルの不一致だ。
プレーヤーには自分のやりたいプレーがある。しかし常にそれがチームの求めるプレーなのか。残念ながら常に一致はしない。トップ下を好んだ男はボランチへ。ベンチを温め、時に外れることも多くなった。辛かったと思う。腐りかけたと思う。当時声をかけるのを何度も躊躇った記憶がある。
しかし、ここからが中村直志の真骨頂だった。懸命にディフェンスを磨いた。ボールを追った。相手の攻撃第一手をひたすら摘む事を続けた。そして、努力は必ず身を結ぶ。
移籍してきた闘莉王は入団してすぐ「直志のバランス感覚は最高だよ」と話した。
気づけば中村直志がチームに攻守の安定をもたらしていた。
当時グランパス(現 徳島)の青山隼は守備が苦手で落ち込んでいた。そんな時中村は「青、難しく考えるな。ディフェンスは努力だ。努力次第で何とかなる。俺がそうだから」と励ましていた。
攻撃大好きな男は数年間耐え忍び、努力し、最高のバランサーとして生まれ変わった。
引退後、指導者のオファーを選ばず球団職員としてチームを支える決断をした。異例の決断だ。しかし僕には笑みがこぼれる。ここでも中村直志はやりたい事と求められることが違った。我々会社員もそうだ。自分の理想と与えられる仕事は違う。誰もがそうだと思う。
“我“を通す事がアスリートの美学。私もそう信じてきた部分はあるが中村直志を見てきた今、この考えは必ずしもそうでない事に気づかされる。
スーツを着た中村直志のセカンドキャリア。大丈夫?そんな心配は皆無でしょう。
そんな思いを胸に、中村直志の最後の雄姿を目に焼き付けようと思う。
異業種交流 NO SPORTS NO LIFE
以前ブログで紹介いたしました、ボートレーサー 岩瀬 裕亮選手。大のドラゴンズファンということで阿久比キャンプ中のドラゴンズ、大野投手 福谷投手、岡田投手、さらには東海ラジオガッツナイター解説の野口茂樹さんと簡単な交流食事会を行いました。
お互いの仕事の話や苦労話、特に岩瀬選手と大野投手は同い年、モチベーションの向上につながると話していました。
今後は自主トレを共にするかも?!なんて話も。世界は違えど同じプロ。私は皆さんの活躍を祈るばかりです。
阿久比キャンプ! NO SPORTS NO LIFE
ドラゴンズの長いオフが始まっています。秋季練習からキャンプに入りました。
ひたすら練習の日々です。毎日ドラゴンズ情報をお送りしていますが、一部投手陣は阿久比でキャンプを行っています。
ひたすら下半身強化といった内容ですね。選手はかなりきつそうです。
グランドと陸上トラック、さらに少し離れた場所のプール、3か所を使い練習をします。
週末はグランドが使用できないため土曜は休み、日曜はナゴヤ球場に戻り練習しています。
練習後はサインに応じていただける場合もあります。20日木曜に秋季キャンプ打ち上げ、内野スタンドは解放しています。
練習を見たことないという方は是非一度足を運んでみてはいかがでしょう。試合とはまた違った選手の一面を見ることができます。