青春"41+3"きっぷの旅(3)完 定期列車
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残るは1回、18きっぷ。最後はどこへ行こうか。
しかも今回は同伴者がいる！
4月7日。名古屋駅で入鋏を受け、東海道線を一路西へ！
名古屋の晴天は岐阜で曇り、関ヶ原では風雨が強くなった。
米原10時59分発の特急しらさぎに乗る。
別料金が要るが、子どもと一緒だからやむをえない。
乗換駅で風邪を引かすわけにもいかぬ。
事実、普通列車利用だと途中の近江塩津で26分も待つ。
11時28分敦賀着。灰色の空の下、駅舎改築が進んでいた。
風が吹いたら奥歯が鳴るが、幸いここには待合室がある。
オバマせん…
小浜線に初乗車。12時20分発。
足元の未乗線区から片づけるのが今回の旅の趣旨だ。
駅弁の小鯛の笹寿司を広げよう。
こら、ことら！上の鯛ばっかり食べるな。
パパは酢飯で飲み鉄。
晴れと雨、山と海、原発の恩恵の有無…
ころころ変わる景色の中、
桜はどこまでも満開であった。
小京都Obamaには目もくれず…
今度はかにずしの包みを開く。
桜並木もカニ身に見える。14時17分東舞鶴着。
10分の接続で特急まいづるに乗り換え、
先の綾部で特急きのさきと併結。
連結は男のロマンだ。ことらは分かっている。
のりかえ≫もっと前から分かっていた！
特急料金節約のため園部で普通列車に。
なぜか保津峡あたりでそわそわすることら。
「トロッコ列車乗りたい！」
急遽、嵯峨嵐山で途中下車。
我が子ながら鉄の勘には恐れ入る。
パパも15年ぶり。紅葉の前回と違った車窓を愉しんだ。
車窓花見とうまいもんづくしの18きっぷ旅。
強風による遅れで名古屋到着は21時前。
結局半日間列車に揺られた。
それでも飽きたりグズったり寝なかったことら。
あんたは偉い！パパもエライ。
「青春"41"きっぷの旅」 完
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