文化的週末 定期列車
11月3日は文化の日。
学生の頃は文化祭で忙しく過ごしたものです。
今もこの季節になるとムズムズしますが…
今年は子守。
まず覚王山秋祭へ。
参道をゆく人々を見下ろすのが至福の喜び?
街路樹はすっかり赤く色づいていました。
次に栄のギャラリーチカシンで行われている
「平松博好93才 左手生活5年展」へ。
平松さんは元国鉄職員、リニア・鉄道館にもゆかりの深い方です。
5年前、88歳のときに脳出血で倒れ右半身不随と言語障害に。
それまで現役で仕事もし、海外旅行に出かけていた平松さんは
絶望感の中から色鉛筆を取り、ぬり絵の世界に没頭します。
塗り分けの正確さや繊細さ、年を重ねてもなおポジティブな姿勢に
見ているこちらも愉しくなってきます。
いつのまにかぬり絵を始めたことらと、それを見守る平松さん。
11月7日(水)まで栄のギャラリーチカシンで。入場無料です。
仕上げはシネマキャラバン。
移動式の野外映画会が名古屋初上陸でした。
酒とつまみで暖を取り、夕暮れを待ってフィルム上映。
お洒落で文化的な大人の空気が矢場公園を包んでいました。
子連れゆえ冒頭だけ見て帰宅。それでも満足な週末でした。