母校に錦 定期列車
母校のドキュメンタリー制作をお手伝い。
このたび動画が完成しました。
≫YouTube『さよなら大学~コロナ禍の学生たち~』
関西大学社会学部齊藤潤一教授。東海テレビの報道ディレクターそして映画監督として『平成ジレンマ』『裁判長のお弁当』『重い扉〜名張毒ぶどう酒事件の45年〜』などのドキュメンタリーを手がけました。現在は母校で教鞭をとっています。学部は違えど大学の先輩にあたり、そのよしみでずいぶんかわいがってもらいました。報道の仕事もたくさん教わりました。
恩返しを兼ねて26年ぶりに母校訪問。駅から正門へ向かう商店街のたたずまいもそのままでしたが、心なしか手狭に見えたのはそれなりに歳を取ったからでしょうか。
ゲスト講師としてラジオドキュメンタリーについて講義をしたあと、ナレーションを収録。映像に声を入れるのはほぼ初めてです。画の動きにしゃべりを合わせるのは新鮮で、イントロに乗せるような感覚で臨みました。タイトルは『さよなら大学』。4年間コロナ禍に翻弄され巣立っていった齊藤ゼミの学生たちの記録は、当時を知る史料としても今後貴重なものになるでしょう。
1990年代前半。バブル崩壊、就職氷河期、学園祭の飲酒問題、阪神淡路大震災…いろいろあったなあと自身の経験を重ねあわせながら収録。令和に入って形は違えど奮闘する後輩たちの姿に熱いものがこみあげました。ドキュメンタリーを作りつづけた齊藤さんの優しさと実直さも投影されています。
よかったらご覧ください。
≫YouTube『さよなら大学~コロナ禍の学生たち~』