「さよならだけが人生だ」 定期列車
「花に嵐のたとえもあるぞ、さよならだけが人生だ」
井伏鱒二の翻訳から生まれた名言です。
この言葉が染みるようになってきました。齢のせいでしょうか。

3月31日、前野沙織アナウンサーが職場に別れを告げました。
10年間、同期の井田勝也アナウンサーともに苦楽をともにした仲間。よく仕事をし、よく遊び、よく助けてもらいました。次のステージでも咲き誇れ!
3月25日にはレギュラー番組『1.2.3四日市メガリージョン!!』シリーズを降板。5年間、それ以前も含めると7年間。無尽蔵な四日市の魅力に圧倒され、四日市が好きになりました。ラジオドラマ、野球実況、東京での公開録音、お笑い、お芝居…市の広報番組を超えてなんでもできる懐の深さ。好きなだけ好きなことをやらせてもらいました。番組から生まれた先日の舞台『妖×学園アスタウンド!!!!』はいい卒業制作となりました。これからは一ファンとして四日市の未来を見守ります。4月1日スタートの新シリーズも応援してください!
さよならばかりではありません。3月31日は妻とのおつきあい26周年記念日。山あり谷ありでここまできました。じわじわと家族も増えて、公私ともどもなんやかんやあって、特にこの半年は激動で、その割にはあんまり動いてなかったりで、いろいろしんどいですがやっぱり愉しいです。すべてにおいて基盤です。ありがとう。これからもよろしくお願いします。そしてアナウンサーとラジオ歴も29年目に突入。向かい風が強いほどヨットは前に進みやすいといいます。しっかり帆を立て、前を向いてゆきます。