天才との邂逅 定期列車
それはそれは夢のような時間でした。
広島RCC横山雄二アナと名古屋で邂逅。ラジオパーソナリティ、映画監督、小説家…さまざまな顔を持つ「天才」。いつか会いたい人でした。そんな天才から直々に前日電話がかかってきて「会いましょう」という流れに。
初めて横山さんの存在を知ったのは2015年。以来8年間、間接的に互いの番組で取り上げたり電話出演というのはあったのですが、会うのは今回が初めて。「ラジオで聴いた声と同じだ!」気分はラジオファンのそれでした。生ビールを頼む前に30分しゃべり、食事を注文する前にまた30分しゃべり。二人とも酒好きのはずですが、シラフでトークに酔いました。初めて会う相手とは思えないほど意気投合。つごう5時間、ラジオや映画や小説の裏話を聞いたり、仕事の話も聞いてもらいました。ラジオの引力がなせる技でした。20数年ぶりの名古屋入りは、自らメガホンを取り出演した映画『愚か者のブルース』キャンペーンのためでした。広島の盛り場を舞台にした、ダメな大人がいっぱい出てくる作品。スクリーンにはまだ、こういう人たちを映し出せる力があります。名駅シネマスコーレで公開中。インタビューは25日土曜深夜『Music Submarine』でたっぷりと。