PCR検査 定期列車
2日間、自宅待機しておりました。
PCR検査は陰性。きょうから復帰です。
番組関係者と濃厚接触の可能性があると連絡を受け念のため2日間自宅待機。その間PCR検査を行い、結果が出たのがけさでした。やはり結果が出るまでは落ち着かず、もしもの場合に備えて仕事や家庭の今後について算段を巡らせておりました。自宅待機といいながら仕事場とは密に連絡を取っており、一日はあっという間に過ぎてゆきます。いつもならラジオに出ている時間に家にいる父親を見て、長男は驚き次男はなぜかorzのポーズ。代役の抽斗!を聴きながら不思議な感覚にとらわれていました。PCR検査のため訪れたかかりつけ医には高齢者たちがひっきりなしに訪れ、受付の電話は鳴りっぱなし。ワクチン接種の予約のためでした。検査は別室に「隔離」された状態で専用の容器に唾液を必要量入れ、医師の話や会計もすべてこの部屋で完結するというもの。新型コロナウイルスがニュースの世界から自分のすぐそばにある出来事になりました。恥ずかしい話ですが、どこかで自分は大丈夫だろうと思っていたのでしょう。それには根拠がないことが分かりました。改めて「かからない」「うつさない」「ひろげない」ことの大切さを知りました。一方でコロナ禍をめぐるニュースへの違和感も新たにしました。ワクチン接種は競争ではありません。一刻を争うことも大事ですが、あまねく行き渡ることもまた大事です。競争をあおったり誰かのせいにするものの正体。それは「無知」です。無知はいたずらに不安をかきたて、偏見を生み、怒りを増幅させます。伝える仕事に携わる者として、知るために役立つ情報をできるだけ届けなくてはいけません。この2日間、貴重な時間をいただきました。ふたたびよろしくお願いします。