流石家 摩訶亥蔵 定期列車
源石、落語家デビューしました!
その名も“流石家 摩訶亥蔵”。
11月3日に行われたやっとかめ文化祭「当世コトノハ寄席」。
会場の大須商店街ふれあい広場に高座が設けられ、
3人のラジオパーソナリティが“名古屋落語”を披露しました。
一番手は満腹亭偕楽ことZIP-FM MEGURUさん。
まんじゅうこわいならぬ「名古屋めしこわい」で
のっけから観客の心と胃袋をガッチリつかみました!
二番手は紅葉屋満寿こと@FM川本えこさんが登場。
演目は時そば時うどんをアレンジした「時きしめん」。
豪快に麺をすする巧みな描写力で会場を爆笑の渦に!
三番手は流石家摩訶亥蔵こと東海ラジオ源石和輝。
呑気と短気の二人を対比した「長短」を演じました。
気の短い江戸っ子と気の長い上方っ子を充てる噺を
師匠の雷門獅篭さんが江戸弁と名古屋弁にアレンジし、
それを源石が名古屋弁と大阪弁に充てなおすまさに“魔改造”。
MEGURUさんとえこさんが座を暖めたことに気を良くして
マクラと本題あわせて30分もやってしまいました!
最後までご鑑賞くださったあなたの気の長さに感謝!
トリは3人の“師匠”雷門獅篭さんによる「鮫講釈」。
七里の渡しを舞台にした古典落語で、途中に講談を挟む大作。
マクラでは漫画家としての顔を見せるなど大いに沸かせました!
トークショーも大盛り上がり!すっかり緊張感がほどけました。
同じ舞台に立つのでも、司会進行と演じるのはこれほどまでに違うのかと。
生まれ育った場所、家族、親族、友人、恩師…
ことばは自分に関わった土地や人々が育むもの。
だからその人の生きざまや考えが現れる。
落語を通してそんなことを知りました。
日常のしゃべりに返していきつつ、
次の機会をうかがう欲も出てきてしまいました。
おそぎゃーてかん。
写真協力:Swindさん、小池信純さん