やめろといわれても 定期列車
ヒデキが逝った。
きのうのひるカフェで一報を伝えた。
声や手が震えていたのは
ニュースが半年ぶりだったからではない。
3歳のとき、アナログレコードに針を落として聴いた「激しい恋」。
8歳のとき、親戚一同でテレビの前で踊った「ヤングマン~Y.M.C.A.~」。
先日偶然、ことらがカラオケで親戚を巻き込み歌い踊りまくった。
あのときのパパと同じ年齢でそれをやるとは…因縁を感じるよ。
カレーを子どもに広めたり、ドラムができたり、“ギャランドゥの生みの親”だったり。
スタジアムコンサートの元祖だったり、ワムのカバーやアニメ主題歌で新境地を開いたり。
芸能人運動会でやたら足が速かったり、おそらく彼だけのために“妹コンテスト”が開かれたり。
亡くなってから功績を振り返るのはいかがかと思いつつ、その偉大さに今気づく。悔しいけれど。
メドレーカラオケのタイトルが「ノンストップ・ヒデキ」。
まさにノンストップで傷だらけで激しい人生でした。
あちらでもいろんな人を巻き込んでYMCAしてください。