アイネ食ライネ那覇トムジーク 定期列車
那覇。夜の国際通りを歩く。
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サカナっけが不足しているので魚を肴にする。
地元客で賑わう居酒屋へ。
写真右はイラブチャー(アオブダイ)。
青い魚(青魚ではなく)も刺身にすればこんな色に。
あっさりなのにしっかりした食感は南国ならではだ。
沖縄の県民魚、グルクン(タカサゴ)は唐揚げで。
かりかり、さくさく。
海ぶどうは一粒一粒が大きい。
こりこり、ぷちぷち。
泡盛は冷やで。
ちびちび、くいくい。
2012年3月14日(水)
翌朝は早起きして市場へ。二日酔い?忘れた。
ここ農連中央市場は夜中から賑わっていて早くも閉店間際。
「単位は円っすか?」と訊きたくなるほど安い!
逆に店の人たちから訊かれたのは「被災地から来たの?」。
大震災以降、東北や関東から沖縄への移住が増えている。
しりしり、しりしり…
なにやら特殊なおろし金で野菜をおろしている。
実はこれ、パパイヤ。
炒めて食したが甘みと歯ごたえが絶妙だった。
この形、この細さでないと出せない味だ。
にんじんで試してもよい。
そのおろし金を別の店で発見!
料理の名前も「しりしり」というらしい。
第一牧志公設市場へ。こちらは動き始めたばかり。
ここで買った魚は市場内の食堂で調理してくれる。
朝食用に所望したのは「オジサン」。
本当にそういう名前の魚で、由来はこのアゴヒゲ。
刺身、あんかけ、みそ汁に。
昨夜にひけを取らぬ豪華さだ。
昼食はステーキ。本土より大きくしかも安い。
むさぼり食うふりをしてしっかりと味わう。
赤身のほうが美味いと思えるオジサンになった。
店の片隅にジュークボックス発見!
「初恋」「め組のひと」などが新しい部類とは。
現役かどうかは訊かなかったが、姿を見ただけで十分。
ムジーク(音楽)は頭の中に入ってる。オジサンだから。
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