世界一?受けたい授業 定期列車
去年制作した「いくさ遺産 村の言霊」が…
名大の授業で使われました。
のりかえ≫放送後1年の記事
場所は名古屋大学内のカフェ!
目から耳へ意識が移る夕暮れ時、
ドリンクや軽食とともに番組を愉しむというもの。
さまざまな世代、職業、地域、国籍の人がカフェ狭しと集まり、
ラジオや戦争や声の伝承について自由闊達に語り合いました。
取材した東白川村の読み聞かせボランティアのみなさんも参加。
「集団でラジオを聴くのが新鮮」と声を弾ませる学生。
「自国で習ったのとは違う戦争中の日本人を知った」と驚く中国人留学生。
ほかにも
「体験者の生の声に勝るものはない」
「もっと間を聴かせてほしかった」
「戦争を怖いと避けていた自分を見直そう」といった声も。
「一人でも多くの方に戦争体験者の生の声を届けたい」
制作当初抱いた思いがまた一つ叶えられました。冥利に尽きます。
映画を見るようにみんなでラジオを聴く。これもなかなかオシャレ。
いつもはその名のとおり“送りっ放し”の放送ですが、
残すことで時空を超えて伝わるものもあります。
ラジオの新しい可能性を見出すとともに、
ラジオの新しい役割を知る貴重なひとときとなりました。