ハロルドが笑うその日まで 定期列車
初めて観ましたノルウェー映画。
「ハロルドが笑うその日まで」
4月23日(土) センチュリーシネマほかで公開
あれ?ノルウェーというより
スウェーデンっぽいですが…
それもそのはず、ノルウェーの小さな町で小さな高級家具店を営む老人が、
スウェーデン発祥の巨大格安家具店イケアに復讐する物語だからです。
40年間製造販売を続けてきた家具店の隣にイケアがどどーん!
あえなく廃業、そして最愛の妻にも先立たれたハロルド。
離れて住む息子家族の家を訪ねると家具は全部イケア。
丹精込めた家具が“クズの家具”に負けるなんて…
ハロルドはスウェーデン産オンボロ自動車サーブを駆り、
隣国でイケアの創業者カンプラードを誘拐する計画を立てます。
大と小、高級と格安、隣国同士の対比。家具職人、老人同士の共通点。
バカバカしいストーリーにバカバカしい大人が巻き込まれるバカバカしさ。
そしてよくもまあイケアがこのバカバカしい映画を許したなと。
夫婦、親子、老後について感じるところが多くて、じわじわきまくりでした。