キチョウな経験 定期列車
祝MRJ初飛行成功!
肉眼で見ることは叶いませんでしたが、
確かにこの空を飛んでゆきました。
離陸の瞬間はテレビ中継で確認。
これほど手に汗握ったりはしゃいだりしたのは久しぶりです。
その喜びを「ヨヂカラ!」で伝えたのが酒井弘明“機長”。
のりかえ≫はい、こんにちわ!
東海ラジオ随一のヒコーキ好きアナウンサーです。
入社した20年前、酒井先輩は無類の乗りもの好きで知られていました。
航空雑誌はもちろん、鉄道雑誌や時刻表も毎月講読する熱の入れよう。
そんな酒井アナがある日、「源ちゃんは鉄道ファンなんだって?
じゃあ東海ラジオの“鉄道アナウンサー”は源ちゃんに譲るよ!」
こうして先輩公認のもと、“鉄アナ人生”がスタートしたのです。
趣味を認めてもらったうれしさと、鉄アナの座を譲る潔さ。
同時にそれは「趣味であっても生半可な知識では語れないぞ」
という無言のプレッシャーでもありました。
学校以上に学ぶことが社会にはあることも知りました。
今ある知識だけで調子に乗りそうな自分を戒めるとともに、
素直な気持ちで日々新しい発見がある喜びを得られるのは、
こういう原体験があったおかげです。
最初は社内で趣味について熱く語っていたのが、
そのうち仕事に直結するようになりました。
鉄道関連のイベント司会やスギテツとのCD共演などはすべて、
この貴重な経験の延長線上にあるといえます。
酒井機長と一緒にセントレアで航空と鉄道のイベントを
行ったこともありました。
趣味を語れば「この人はこれが好きだ」というのが周りに伝わります。
今度は周りから「この分野についてはこの人に聞こう」となります。
そしてその分野に関する「情報」がその人に集まってきます。
こうして趣味に関する情報が蓄積し、知識が深まってゆきます。
さらに「語る」ことで知識が整理され、趣味が広く発信されます。
このサイクルはもともと持っている趣味以外にも当てはまり、
結果的にあらゆる分野での知識や人脈が広がってゆくのです。
そのサイクルの起点にいた酒井機長に思いを馳せながら、
今日のMRJ初飛行の様子を見ておりました。
国産旅客機ではYS-11以来半世紀ぶりの快挙。
酒井機長にとっても生で見るのは貴重な経験だったことでしょう。
ということで酒井機長の貴重なMRJ撮りおろし写真はこちらで!
のりかえ≫はい、撮りました!
のりかえ≫酒井弘明ヒコーキ写真