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ゲンカレチ 専務車掌 源石和輝

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2005.9.7 ナゴヤドーム 定期列車

10年前の9月7日はナゴヤドームにいた。

「もうむちゃくちゃしたれ!俺が責任取ったる」

審判の判定に不服で全選手を引き上げさせた阪神岡田監督が、
試合再開後マウンド上で満塁のピンチに引きつる久保田投手に飛ばした檄。
そんな檄はレフトスタンドの一観客に聞こえようはずがない。

18分間の中断と、刻々と迫る逆転サヨナラ負けの恐怖。
ついでに言うと終電を逃す不安感。
それは2ゲーム差に迫る2位中日に首位を明け渡すだろうという
虎ファンの負け犬根性の発露でもあった。
払拭したのは久保田の「むちゃくちゃ」。
連続三振で切り抜けたばかりか延長戦でも投げ続けた。

勝てる気がしないまま迎えた11回表、打者は途中出場の中村豊。
走者として本塁クロスプレーでアウトの判定に怒り、
守備では赤星の失策をカバーし窮地を救った。
だが元々は打撃を買われて日本ハムのドラフト1位指名を受けた選手である。
高々と上がった打球は4階席の庇に阻まれ見えない。
次にボールが見えたのは目の前5メートル。
まさかの本塁打にスタンドは地鳴りした。

阪神4-3中日。試合終了は23時02分だった。

後に岡田監督はこの試合で優勝を決定づけたと振り返り、
中日落合監督に「監督の差で負けた」と言わしめた。

愛知万博閉幕や郵政選挙を間近に控え野球観戦どころではなかったはずだが、
この試合に巡り会えたことは今なおファン冥利に尽きる。
あのとき心臓が締めつけられる思いをしたからこそ優勝できた。
10年ぶりの歓喜にはファンにもナインにもおそらく
こんな経験が訪れ、求められることであろう。

あの日のナゴヤドームを上書きできるようなドラマを期待する。


ジャケ買い。岡田元監督が右に写る。撮影は秦義之さん

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