あんはえん 定期列車
6月7日、映画「あん」の舞台挨拶がありました。
主題歌の秦基博さん、原作のドリアン助川さん、主演の永瀬正敏さん、
監督の河瀬直美さん(左から)。豪華な顔ぶれに満員の客席が沸きました。
永瀬さんは初対面。あとの3人は仕事で何度か共演した方々。
のりかえ≫ドリアンさんには「いくさ遺産」ナレーションを
作品がカンヌや日本で高い評価を受けているのは、
自分のことのようにうれしいものです。
「南極以外全ての大陸で上映が決まった」ドリアンさんの声が弾みます。
「若い世代にも映画館へ足を運ぶきっかけとなる作品に」と河瀬監督。
「作っただけでは何も始まらない。観ていただいてこそ」と永瀬さん。
「この映画に出会えたからこの曲『水彩の月』が生まれた」と秦さん。
そもそも「あん」に出会ったのは、インタビューでご縁ができた
ドリアンさんから直々に本を送ってもらったのが始まりでした。
先月はカンヌ出発前にもかかわらず「いくさ遺産 村の言霊」の
ナレーションを引き受けてもらいました。
そんな流れからの今回の舞台挨拶。
人と人の縁を結ぶ強い力を秘めた作品だと再認識しました。
「あん」は「えん」です。
■映画「あん」
伏見ミリオン座ほかで公開中