炎上リテラシー 定期列車
「エリートほど心が弱く自殺しやすいのではないか」
理化学研究所笹井副センター長の自殺を受けて届いた意見。
番組でこう反論した。
「エリートかどうかは関係ない。
注目度が高まるほど批判にさらされやすいのだ」
職務上、誹謗中傷は避けて通れない。
「死ね」と書かれたハガキに最初は恐怖を覚えた。
逃げ出したい気持ちが極限に達したとき、
死が選択肢に入ってくるのではないか。
ブログやSNSで炎上する可能性が誰にでもある今。
対処法は「慣れる」一択。
最初の恐怖を知ること。
後は心境を誰かと共有したり炎上そのものを笑うこと。
個に逃げ込んではいけない。
死ねハガキのとき、救われたのは上司の一言だった。
「死ねと言われたら一人前だ」
不特定多数に自分の意見を伝える以上は、
不特定多数から批判を浴びることを覚悟しなくてはならない。
しかし浴びた後の対処法はあまり知られていない。
心境の共有。
その手伝いもメディアで禄を食む自分の仕事と考えている。
メディアなんて炎上のお先棒を担ぐような存在だがなればこそ。
のりかえ≫ラジオマニア2014にも炎上論