ブルーリボンの名優たち 定期列車
近鉄50000系「しまかぜ」が、
鉄道友の会ブルーリボン賞に輝きました!
のりかえ≫昨日もお伝えしましたが
写真を探せば出るわ出るわ。
鉄路の名優たち、とくとご覧あれ!
近鉄21020系「アーバンライナーnext」
(2003年受賞)
2代目アーバンライナーも10年選手。
ゆりかご型リクライニングシートの
掛け心地に驚いたものです。
近鉄21000系「アーバンライナー」
(1989年受賞)
四半世紀後も飽きないデザイン。
現在は「アーバンライナーplus」。
近鉄30000系「ビスタカーⅢ世」
(1979年受賞)
二階建て電車の老舗近鉄の自信作。
現在は「ビスタEX」を名乗ります。
近鉄は過去7回ブルーリボン賞獲得。
旧国鉄の9回に次ぐ記録です。
国鉄581系「月光形」
(1968年受賞)
昼は座席車、夜は寝台車。
高度成長期を走り抜いた働き者。
2012年、急行「きたぐに」晩年に。
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国鉄0系
(1965年受賞)
50年前の新幹線開業当時の車両。
2008年まで現役。引退前にパチリ。
今もリニア・鉄道館で見られます。
JR東海/西日本N700系
(2008年受賞)
三代目のぞみもブルーリボン賞に。
新幹線車両はこれまで4度受賞。
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JR九州787系「つばめ」
(1993年受賞)
「ななつ星」水戸岡鋭治氏の出世作。
国際的鉄道賞「ブルネル賞」にも。
JR九州883系「ソニック」
(1996年受賞)
ステンレス車体×木のインテリア。
振子式で高速走行を実現。
こちらもブルネル賞に。
南海50000系「ラピート」
(1995年受賞)
難波~関西空港の特急列車。
鉄人28号を思わせる先頭部。
20年後も色褪せません。
このたび赤い「シャア仕様」も。
阪急6300系
(1976年受賞)
関西からもう1本は“ソウルトレイン”阪急から。
大阪と京都を結ぶ料金不要の特急として活躍。
写真は観光列車「京とれいん」に改造のもの。
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西武5000系「レッドアロー」
(1970年受賞)
池袋~秩父を駆け抜けた特急列車。
現在は改造され富山地方鉄道へ。
16010形「アルプスエキスプレス」に。
車内デザインは水戸岡鋭治氏です。
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富山ライトレール0600形
「ポートラム」
(2007年受賞)
路面電車では初受賞。
50回の節目を飾りました。
軽快、高速、愉しいの三拍子。
富山は“名優”の宝庫です。
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名鉄6000系
(1977年受賞)
こちらは通勤車として初受賞。
ロングシートとクロスシート、
ユニークな座席配置に評価。
石油危機後の大量輸送に活躍。
名鉄7000系「パノラマカー」(1962年受賞)
最後は地元が生んだ千両役者。
運転席は2階に、座席は最前部まで。
この斬新さが第5回受賞につながりました。
名鉄も4度の受賞歴があります。
ブルーリボン賞は1958年スタート。
優れた鉄道車両に贈られる歴史ある賞です。
受賞できるのは1年にわずか1形式。
当時の夢や流行を映し出すのはもちろん、
受賞車両をたどれば時代が見えてきます。
それにしても役者ぞろい。
みんないい顔、いい佇まいです。