必ず手に入れたいものか 定期列車
ASKA逮捕で「裏切られた」という声をあまり聞かない。
曲に罪はないからか。
食品偽装のように「食ったら腹こわす」もないし。
アスリートのように「参考記録」にもならないし。
そもそも芸なんて浮世を離れたところで生み出されるわけで。
芸は芸、罪は罪だった。
そうやって社会勉強させてもらってきた。
今はそれを許さない。なぜか。
「芸は社会のお手本」とされているからだ。
ただ「反面教師」の視点が抜け落ちている。
政教分離ならぬ「芸・人分離」をしたほうがいいのかも。
と考えればCD回収など滑稽の極みだが、
彼らは社会に生きている以上仕方ない。
ここぞとダウンロードに走る営みもまた人間くさい。
選択の余地があるのは健全だ。
淘汰されたならそれはその程度。
ASKA容疑者は罪を償うなり無罪をかけ闘うなりすればいい。
愛には愛で、罪には罰で。ガラスケースに並ばないように。
ていうくらい染みているのよ40代のオッサンには。
雨が降るとはじまったなと思うし、晴天を見ると誉めたくなる。
午前5時になるとああと言い月を見上げる。
どーしてくれるの。