ドイツチェコ小盛源旅行(6) 定期列車
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12月26日、プラハの街をひたすら歩く。
朝一番、まず目指すのはカレル橋だ。
旧市街の入り組んだ道。
小さな通り一つ一つに名前がついている。
持参の地図をカーナビのようにして歩く。
背中には今日もことらが乗っている。
世界の観光客を集めるプラハ、両替所並みに土産物店も多い。
“自称ロシア人”だけにマトリョーシカに目が留まる。
600種類を揃えるというこの店。アッパレハラショーだ。
昨夜のクリスマスマーケットだってそうだ。
ドイツと違ってプラハ土産ばかり売っている。
ことらはビアジョッキのマグネットにご執心だ。
迷路を抜けたあとに見るカレル橋はとてつもなくデカい。
ゴシック様式の塔が値踏みをするように我々を見下ろす。
ヴルタヴァ川(独語でモルダウ)に架かる石橋は1402年完成。
夜明けが遅く、朝9時でも靄がかかっている。
長さ515m×幅9.5m。橋の幅も広ければ集う人も幅広い。
市民や観光客や犬も歩くし、土産物屋や大道芸人もいる。
地元の人のふりをして写真を撮り、金をせびる輩も。
これでも朝だから空いているほう。昼になると人であふれる。
欄干には主にバロック様式の彫刻が30体並ぶ。
中ほどにあるカトリックの聖人ネポムツキーのレリーフ。
なでさすると“ご利益”があるらしい。洋の東西などない。
すっかりことらの交通機関“ことらトラム”となったパパ。
名物のトラムにも乗らず、はるか右上のプラハ城を目指す。
のりつぎ≫チェコのプラハは城で持つ