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ゲンカレチ 専務車掌 源石和輝

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ドイツチェコ小盛源旅行(4) 定期列車

先発≫旅の始まりはこちら
12月25日。ニュルンベルクに別れを告げ、チェコの首都プラハへ。


前日午後の静寂もそのままのクリスマスの朝。


市内を睥睨する城カイザーブルクも人っ子一人いない…
と思いきや、アジア系の観光客の姿がちらほらあった。


城壁都市を一望。天下取りの気分になるのは世の東西を問わず。
静寂を打ち破る、いや包み込むように鐘の音が響き渡った。



公共交通機関はいつもの営み。ことら、初めてのトラム。


プラハへは2本の列車を乗り継いで。
まずこちらのディーゼル特急で国境まで。


同席のドイツ人男性と折り紙で意気投合することら。


それもそのはず、彼は「乗り鉄」にして「時刻表鉄」
ロマンティック街道沿いに汽車旅をして地域の時刻表を集めているのだ。
写真はバイエルン地方版。全国版は電話帳を超える分厚さとか。


袖振り合うも他生の縁だが、ここまで同趣味同士まみえるのも珍しい。


国境の街セプは既にチェコ。
青主体の彩りにドイツからの列車はすっかり浮いている。




レールバスや機関車、貨車に共産主義国の匂いが残る。



しかし我々が乗り込んだチェコ版新幹線「ペンドリーノ」は一味違う。
イタリアンデザインの車体と色使いは軽快で洗練されている。

一等車の切符を買って座っていると女性車掌がやってきて、
「この切符は座席指定を受けていない。二等車に移るか指定券を買え」と迫る。
しばらく無言でがんばっていると車掌はニコリと歯を見せ「旅を楽しんで」
実はこういうことがあるかもと、さっきの乗り鉄ドイツ人が教えてくれたのだ。
隙あらば外国人から小銭を巻き上げようというのか。
チェコ人のがめつさに警戒しつつ、ドイツ人に感謝。


ビストロカーで注文した料理が座席まで運ばれてくる。
豚肉とパンで満たされた胃袋に、牛肉やパスタは刺激的だ。


ピルスナービールはジョッキで。「飲み鉄」冥利に尽きる。
ビールの郷、ピルゼンもこの列車は通る。


行き交う列車も洗練されてくると、首都プラハは近い。


ニュルンベルクから5時間かけてプラハ中央駅着。
武骨なドーム屋根が美しい。ヨーロッパの旅だ!
のりつぎ≫プラハの夜は長い

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