ゆく年 定期列車
2013年も今朝の「モルゲン!!」で仕事納め。
もうすぐ暮れますが、先週の休暇のドサクサで時差ボケも癒えず
年賀状も大掃除もまだなので実感はこれっぽっちもありません。
今年は時間と能力の使い方について考える一年でした。
秋に番組が短くなった分、\ラジオ きいてみた/で若い世代と交流したり、
久々のラジオドラマに挑戦したり、新しい企画を考えたり。
イベントでリスナーと出会う機会の多い一年でもありました。
追われるのも苦ではありませんが、追いかけるのもまた楽しいものです。
談論“不発”に疲れたときもありました。
自分の意見に相手を合わせることが正しい。
そういう論調に数多く出会いました。
こうなるのも自分自身の映し鏡なんですけどね。
他者に寛容になれる余裕のなさを恥じています。
シンガーソングライター大瀧詠一さんの訃報には驚きました。
真っ先に頭に浮かんだのが「イエローサブマリン音頭」、
次がクレイジーキャッツの再評価、そして「さらばシベリア鉄道」。
真摯さとそこからくる振り幅の広さ。そんな才能を持ち合わせた人に憧れます。
憧れるだけでなく、近づかなければいけない境涯にさしかかりました。
これまでの蓄積がどう物をいうか、2014年もまた試される年です。
今年もお世話になりました。
来年も、あす元日からよろしくお願いします。
源石和輝