熊野大花火(2) 定期列車
8月17日午後7時、熊野大花火大会が始まりました。
先発≫熊野大花火(1)
海上で打ち上げられる花火だけあって、ワイド感が半端ない!
七里御浜の鬼ヶ城から獅子岩沿岸までの3ヶ所が打ち上げ場所。
上空に花を咲かせる作品もあれば…
海上で打ち上げられるものもあり。
いずれも花火と観客の距離が近い!
光と音と振動のシンクロが愉しめました。
圧巻は名物の「三尺玉海上自爆」。
直径600mの花火が閃光とともに炸裂。
そのスケールは画面に収まりません。
もはや“花火の中の人”です。
お盆の追善供養として300年の歴史を有する熊野大花火。
この1年間に亡くなった人の思い出を花火に託す様子が心に残りました。
花が好きだった人は花、理髪店を営んでいた人はハサミと有平棒…
これらを象った花火の連作が、故人にまつわるエピソードともに打ち上げられます。
華やかさと切なさが隣り合う、夏の終わりにふさわしい夜空でした。
毎年、人口の10倍を集めるのも分かります。
それだけに、帰りのごった返しようも相当なもの。
列車の運行や道路の渋滞は、翌朝まで続いたそうです。
翌日は熊野古道へ!
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