熊野大花火(1) 定期列車
8月17日、熊野大花火大会に出かけてきました。
三重県熊野市で毎年8月17日に開かれる熊野大花火は、
人口1万8000の町に10倍の18万人が集まる一大イベント。
しかも今年は土曜日なので、宿や切符の入手は至難の業です。
しかし友人がホテルを運よく確保!(尾鷲ですが)
さらに特急券も奇跡的に確保!(尾鷲までですが)
月〜金の帯番組担当者にとっては千載一遇のチャンスを逃す手はない!
ということで、友人と妻と子と待望の熊野ゆきが実現しました。
午後1時前、JR名古屋駅ホームに並ぶ特急ワイドビュー南紀。
右が切符の取れた定期列車、左が5分前に出る臨時列車ですが、
両者指定席完売にもかかわらず、名古屋出発時点ではガラ空き。
この謎が解けるのは、大阪方面からの客でごった返す松阪でした。
尾鷲で普通列車に乗り換え、午後5時すぎ熊野市着。
この賑わいからわずか5分先の海岸に花火会場があります。
あらかじめ帰りの切符を所望すると、なんといわゆる「補充券」。
駅員が駅名と運賃の欄にパンチで穴を開ける、手間暇かけた一枚です。
JRが総力を挙げて花火輸送に携わっているのが分かります。
七里御浜の会場は黒山の人だかり。
画面の左右外側にどこまでも続いていました。
奥の客船は海上から花火を見るツアーのようです。
間にあるクレーン船のあたりから、花火が打ち上げられます。
名産のさんま寿司(上)と、高菜で巻いためはり寿司で腹ごしらえ。
太陽の熱を受けた石の上に腰を下ろし、冷たいビールを流し込みます。
午後7時、総数1万発が夜空を染める祭典が始まりました。
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