しまかぜ、ひやかせ。 定期列車
やつはとんでもない切符を取ってしまいました。
しまかぜとアーバンライナーの乗継特急券です。
夏休み10時台の近鉄名古屋駅特急ホーム。
アーバンライナー、伊勢志摩ライナーと役者が揃います。
行楽客から撮り鉄までも勢ぞろい。
千両役者、喧騒をかき分け颯爽と登場!
先頭車両の背が高く、存在感は圧倒的。
カメラを持つ人も思わず後ずさりします。
プレミアムな本革シートに身を委ねることら。
「パパのせきはないよー」
乗車できるのは次の停車駅の四日市まで。
「車内探検をしよう」
巧みな言葉で引きはがします。
パパは片尻乗せただけ。
プレミアムなチケットですよ時間換算すると。
さあこれが展望車からの眺めだ。
ことらよ、心ゆくまで味わうがいい!
「時間がない。探検を続けるぞ」
個室車両を通り抜けてカフェ車両に。
なんと運よく入れました!
ことらは食堂車初体験。
うな重を頼むことらを必死に押しとどめて、
ジュースとビールで乾杯!
パパはまたまたダメ大人です。
のりかえ≫先週のダメ大人
四日市が近づき降りる支度を始めると
「おりたくなーい!」
とグズることらを
「このあとアーバンライナーに乗るよ」
と懐柔しなんとか下車。
同じようなお試し目的の客が10人ほどいるのには驚きました。
「こんどはゆっくりのろーねー」
しまかぜにいつまでも手を振ることら。
30分の慌しさが、忘れられない思い出になりますように。
そして今度は終点まで乗ろう!